退職したいけど後任がいない!出社不要の退職代行事例を紹介

退職したいけど後任がいない!出社不要の退職代行事例を紹介

中小企業の人事で働く女性からのご相談。後任が決まらないため一向に辞めることができない状況を弊所弁護士が会社責任者と交渉し、出社不要のまま退職を実現しました。

東京都内の中小企業の人事部に勤務する田中様からのご相談。田中様は人事担当として5年間同社で勤務しており、給与計算や入退社手続きなどを一人で担当しています。今年2月に家庭の事情により6月末での退職を上司に申し出ましたが、後任が見つからないため退職が延長され、7月末退職で社長の了承を得ました。しかし、現在も後任が見つかっておらず、退職準備が進められない状況にあり、弊所「弁護士法人みやび」に退職代行実施のご依頼をいただきました。

弊所「弁護士法人みやび」では、人手不足の職場でありがちな「後任がいないから辞めたくとも辞められない」人に向けて退職代行を提供しています。法的に依頼者様を守りつつ、出社不要の確実な退職を実現できるので、まずはLINEによる無料相談窓口をご利用ください。

LINE無料相談窓口:https://taishoku-service.com/formline/

相談内容:会社を退職したいが後任がいないためずっと辞められない

相談内容:会社を退職したいが後任がいないためずっと辞められない

今回のご依頼者様である田中様の職場では、これまで過去3名がメンタル不調で退職しており、その後は空席となっています。特別ブラック企業というわけではないものの、必要最低限の従業員で業務をこなしているため、従業員一人が負担する業務量が大きく、精神的な負担が会社の課題となっている様子です。

また、他部署の部長が代理上司的な立場で業務を手伝ってくれることがありますが、部長も多忙なため十分なサポートが得られていません。さらに、会社が給与システムのクラウド化を目指し始めたことから、田中様の業務はかえって多忙になり、退職準備に集中できない状況にありました。

上司からは「会社を辞められるのは困るからテレワークで仕事を続けてほしい」と業務継続の打診を受けましたが、家庭との両立に自信がないため断りました。しかし、田中様の否定の言葉が弱かったためか、どうやら会社及び上司には田中様がテレワークを続けてくれると思い込んでいる可能性があります。

そこで、退職までの道筋が見えず、また会社の誤解も解けずに途方に暮れているところ、ネットで弊所「弁護士法人みやび」を見つけ、正式に退職代行のご依頼をいただきました。

退職代行実施前のポイント:後任がいないままの早期退職を法的に認めてもらう

退職代行実施前のポイント:後任がいないままの早期退職を法的に認めてもらう

弊所に正式に退職代行のご依頼をいただいた時点で、田中様が想定する退職日まではひと月半という段階でした。通常であれば退職届の提出は既に終えており、引き継ぎの準備をする必要がありますが、まだ上司との正式な話し合いの時間が取れていないこと、上司はテレワークで田中様は引き続き働いてくれるだろうと思い込んでいる点が危惧されます。

弊所が退職代行を実施する際は、事前に法的リスクを田中様と話し合いました。具体的には後任がいないまま会社を退職することによる会社への影響です。会社からの反発も想定しつつ、田中様に被害が及ぶことを避ける必要があるため、交渉方法に関しては慎重にならなければなりません。

退職代行の実施と結果:後任がいないまま退職を実現。弁護士による丁寧な説明で上司を説得

退職代行の実施と結果:後任がいないまま退職を実現。弁護士による丁寧な説明で上司を説得

退職代行の実施にあたっては会社の責任者(上司)と弊所弁護士が直接電話で対話を図りました。田中様の退職理由や家庭事情を正確に伝え、テレワークで働き続けることも困難であり、社長や代理部長に対して田中様の退職の意思を明確に示しました。これにより、田中様の退職の正当性と緊急性を理解してもらい、会社と田中様の間におけるトラブルを回避することに成功しました。また、これまで多忙を理由に話し合いの場を設けてもらえませんでしたが、弁護士が直接会社との交渉を代行することで、相手も身構えるため、きちんと時間をとって話し合いに応じてくれます。

結果的に弊所在籍の弁護士により適切な退職手続きを進めることで、直接の対話を避け、田中さんの精神的な負担を軽減しました。また、後任が見つからないままの退職に関しても、法的リスクと回避策を十分に理解した弁護士が介入することで、会社上司の説得にも成功しました。会社責任者には田中様が在宅で業務の引き継ぎ資料を作成することも伝え、後任が決まらないうちの退職にも納得をいただきました。退職届の作成、備品などの返却に関しても弊社がトータルでサポートさせていただきました。

後任がいない&会社に誤解されたままの退職はトラブルの基。弁護士法人みやびが解決

後任がいない&会社に誤解されたままの退職はトラブルの基。弁護士法人みやびが解決

今回の退職代行の難しい点は「後任がいないうちの退職」、「会社上司がテレワークで田中様が働き続けてくれると誤解している」ことでしたが、弊所弁護士が丁寧に説明・説得を試みて、予定通りの日付けで退職を実現できました。

田中様にも自分の理想の退職が叶ったと喜んでいただき、感謝の言葉を貰いました。弊所「弁護士法人みやび」ではこのような難しい案件に関しても対応が可能です。また、弊所では多忙で電話相談や直接の訪問が難しいお客様に向けて、LINEによる無料相談窓口を実施しています。まずはお気軽にご相談ください。

LINE無料相談窓口:https://taishoku-service.com/formline/

弁護士法人「みやび」にご相談を

弁護士法人「みやび」は全国の「会社を辞めたいけど辞められない」人に退職代行サービスを提供しています。LINE無料相談・転職サポート・残業代等各種請求にも対応しており、2万7500円(税込)から承っています。まずはお気軽にご相談ください。
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佐藤 秀樹

弁護士

平成12年慶應義塾大学法学部法律学科卒。 平成15年に司法試験合格後、片岡法律事務所入所。

債権回収、相続問題といった一般民事事件から、M&A、事業再生、企業間取引
労務管理、知的財産権などの企業法務まで、数多くの実務に従事する。

平成19年からは慶應義塾大学法科大学院講師(実務家ゼミ担当)及び慶應義塾大学法学研究所講師を務める。
平成21年に弁護士法人みやびを開設し、現在に至る。