弁護士法人みやび

仕事を起因とする疾患の一つとして胃潰瘍が懸念されます。しかし、胃潰瘍になったと会社に報告しても「薬を飲んで出勤しろ」となかなか取り合ってくれないことが多いです。そこで、今回は胃潰瘍でつらいときは仕事を辞めるべきか否か、また、仕事を辞めるときに有利に退職するポイントを紹介します。

自分の理想の退職条件を実現したい人は、弊所「弁護士法人みやび」にご相談ください。

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胃潰瘍がつらくて仕事を辞めるのはあり？

胃潰瘍は消化器系の疾患の一つで、複数の理由により胃の粘膜が炎症・傷つき、さらに胃酸が傷ついた胃壁を攻撃する状態を指します。胃潰瘍といっても単に「最近胃がきりきりする」、「最近食後に胸焼けがしやすい」といった軽度のものもあり、この場合は食生活の改善や飲酒喫煙を控えることで自然治癒が期待できます。しかし、重症になると胃に穴が開き、吐血や鈍痛などを催し、場合によっては死に至ることもある非常に怖い病気です。

胃潰瘍の症状は人によって大きく異なるため、まずは医師に診断してもらい、重症度を会社に報告するのが良いでしょう。また、軽傷でも我慢できないくらいの痛みが断続的に生じる場合は、上司に相談して負担のかからない業務に変えてもらったり、強い痛みが発生したときは早退する許可を貰うなど、職場に理解してもらうよう努めることも大切です。

胃潰瘍で会社をやめる選択肢を取るのもおすすめ

胃潰瘍は一旦治っても定期的に再発を繰り返すこともよくあります。仕事柄重労働や立ち作業、飲食の伴う業務が多い場合は、まずは胃潰瘍の治癒を優先するため、いまの職場を退くのも選択肢の1つとなるでしょう。

職場復帰を希望するなら体調不良・入院を理由に休職制度を利用する

一方で職場復帰を希望する場合は、体調不良や入院を理由に休職制度を利用するのも一つの手段となります。ただし、胃潰瘍が発症した原因が会社の職場や業務内容にある場合、休職制度では根本的な解決には至りません。

多くのケースでは休職を空けたら同じ職場に戻されるため、休職を希望する際は、上司や人事に胃潰瘍の原因を説明するとともに、異動や仕事内容の変更などを相談するといいでしょう。

胃潰瘍の治療に専念するため仕事を辞めるときのポイント

胃潰瘍の治療に専念するために現在の仕事を辞める場合、まずは以下の点を押さえておくといいでしょう。

1．有給休暇の残日数の確認

有給休暇の残日数は人事や総務に確認します。最近は社内のイントラネットで自分の社員情報とともに確認することもできますね。有給休暇は会社ではなく国から付与される労働者の権利となるので、たとえ上司が「会社を辞めるなら有給は使わないで」といっても強制的に残日数すべてを消化することができます。

2．残業代や賞与など各種請求の有無

会社を辞めるにあたり、未払いの残業代や賞与、給与などがある場合は、請求の準備をしましょう。特に残業代がきちんと支払われないケースも想定される場合、自分の勤怠履歴や社内のメール履歴など、仕事をしていた証拠をいまのうちから集めておきましょう。

3．希望する退職日で辞められるかどうか

胃潰瘍が進行して仕事がこれ以上続けられないと判断した場合、1日も早く退職したいと考えるようになります。特に会社側が従業員の体調を無視するパワハラ体質の場合、すぐに辞めることはできない可能性もあります。「就業規則通り退職は3か月後」、「いますぐ辞められたら困る」とすぐに辞められそうにない場合は、後述する退職代行サービスを利用するのもおすすめできます。

すぐに辞めたい人向け！胃潰瘍で会社を辞めるなら退職代行サービスがおすすめ

胃潰瘍の辛さは本人しか分かりません。また、胃潰瘍の原因は食生活や飲酒喫煙だけでなく、会社のストレスやプレッシャーを起因とすることもよくあります。実際に会社の長時間労働が原因で出血性胃潰瘍を患い志望した問題がありましたが、労災が認められるまでに2年かかりました。しかし、これは稀な事例で、消化器系疾患が労災で認められるケースはほとんどありません。そのため、泣き寝入りしないためにも、胃潰瘍が続いて精神的にも辛くなってきたら、その時点で一旦いまの仕事は退職するのもおすすめできます。

弊所「弁護士法人みやび」では、法に則り即日退職の実現が可能です。胃潰瘍という仕事を続けることができない正当な理由があれば、それをもってして即日退職の交渉を会社責任者に持ち掛けます。弊所では一人ひとりの案件に対し弁護士がしっかりと対応するため、失敗や予期せぬトラブルもありません。

「胃潰瘍で仕事を辞めたいけど会社に言い出せない」、「退職の旨を伝えたけど上司に拒否された」といった人は、まずは弊所のLINE無料相談をご利用ください。

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有休の全消化＆残業代の請求も可能。妥協する必要はまったくありません

会社の劣悪な職場環境や胃潰瘍の痛みで精神的に参っていると、「もう有休はいらないから1日でも早く辞めたい」、「明日辞められるならこれまでの残業代は諦める」と妥協を考えている人もいるでしょう。しかし、弊所の退職代行にご依頼いただければ、弊所在籍の弁護士が代理請求するため、諦める必要はまったくありません。