仕事に行きたくない・家にいたいときの退職すべきかの判断基準

社会人であれば、仕事に行きたくない、家にいたいと感じることは誰にでもあります。しかし、その気持ちが一時的なものではなく、毎日続く場合は単なる気分の問題ではなく、仕事や環境に深刻な問題があり、精神の異常を訴えている可能性があります。
ここでは仕事に行きたくない・家にいたいと感じる主な理由や、退職や転職の判断基準、今すぐできる対処法、リフレッシュ方法についても具体的に紹介します。
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仕事に行きたくない・家にいたいと感じるのは甘え?

仕事に行きたくない、家にいたいと感じると、「社会人にとっては甘えでは?」と考えてしまう人も多いでしょう。しかし、実際は環境の変化や微細な体調不良、職場の深刻な人間関係、劣悪な業務内容によって、このような気持ちが生じることがよくあります。
甘えではないが問題の整理が必要
仕事に行きたくない・家にいたいという気持ちは「甘え」と決めつけるのではなく、まずは自分の状況を整理することが大切です。なぜこのような気持ちになったのかを冷静に分析することで、精神的に追い詰められている根本原因を探ることができます。
仕事に行きたくない・家にいたい理由は何?心身の不調が原因かも

仕事に行きたくない・家にいたいと感じる理由はさまざまですが、大きく分けると精神的な問題と肉体的な問題に分けられます。
精神的問題はストレスや人間関係の影響の可能性が高い
上司や同僚との人間関係が悪いと、職場に行くのが苦痛になります。また、過度なプレッシャーや評価・ノルマへの不安もストレスの原因になります。
肉体的(身体的)問題は疲れや睡眠不足の影響を考慮
体が疲れていると、仕事に行く気力が湧かなくなります。とくに睡眠不足や休日の過ごし方が影響することが多いため、生活習慣を見直すことも大切です。
仕事に行きたくない・家にいたいけど退職は不安…辞めるべきかの判断基準

仕事に行きたくない・家にいたいと強く考えるに至る場合、退職も視野に入れることになります。しかし、簡単に退職を決断するのは困難を極めます。仕事をやめるか迷った際は、どのように判断すればいいのでしょうか。
仕事を辞めるべきかを判断するポイント
・現在の職場環境が改善する見込みがあるか
・仕事を辞めることで解決できる問題であるかどうか
・退職以外に休職や異動という選択肢はないのか
また、職場の上司や人事に相談するのも有効です。ただし、場合によっては上司が精神的苦痛を感じている根本原因であることも少なくありません。
この場合は上司より上の人間や人事に相談することになりますが、小規模の会社では人事がうまく機能していないことが多々あるため、自分が職場を離れる以外に解決の道筋を見つけられないこともあります。
職場の人間関係が原因?仕事に行きたくない・家にいたいと感じるケース

仕事に行きたくない・家にいたいと感じる大きな根本原因の1つに「職場の人間関係」が挙げられます。人によっては「人間関係で仕事を辞めるなんて甘えだ」、「人間関係で精神を病むなんて根性がない」と言う人もいるかもしれませんが、実際は年代問わず“人間関係”は常に退職理由の上位にあります。
仕事に行きたくない・家にいたい原因が「人間関係」にある場合のストレス対処法
・職場の当該人間と適度な距離をとる
・信頼できる同僚や先輩に相談する
・異動や転職を考える
人間関係といっても単純に「肌に合わない」場合もあれば、「パワハラをしてくる」人もいます。前者であれば、上司に相談することで業務上の接触を最小限に押さえてくれる可能性がありますし、部署の異動でも問題を解決できます。
一方でハラスメントの場合は、明らかに違法行為となるので、会社としては然るべき対応が求められます。ただし、ハラスメントの訴えで会社を動かすためには証拠が必要となります。
証拠がない状態で上司や人事に相談しても、単なる同僚との相性の違いや一時的な仲違いとして真剣に取り合ってもらえない可能性もあるので、事前に音声・動画、メールなどの証拠は収集しておくといいでしょう。
仕事に行きたくない・家にいたい時に試したい対処法&リフレッシュ方法

仕事に行きたくない・家にいたいと強く感じる際、仕事を辞める決心をする前に、以下で紹介するリフレッシュ方法を試してみてください。適度な気分転換をすることで、精神的な不安の軽減が期待できます。
社会人に試してほしいリフレッシュ方法
・ストレッチやヨガ・エアロビクス
・自宅の外でランニングや縄跳び
・トレッキングやスポーツクラブに参加
上記で共通することは「身体を動かすこと」です。身体を動かすことでセロトニンと呼ばれる「幸福ホルモン」が分泌され、心の安定やリラックスに重要な役割を果たします。また、血流が一時的に改善されると脳に酸素や栄養が行き渡りやすくなり、脳の働きが活発になります。結果、集中力や判断力が向上し、ストレスが原因で思考がネガティブになりやすい状態から抜け出しやすくなります。
ゲームや映画鑑賞などは、既に充実した日々を送っている人向けのリフレッシュ方法となります。
仕事に行きたくない・家にいたい人が退職する前に準備すべきこと|経済面・転職活動・相談先

仕事に行きたくない・家にいたい人が仕事を辞めると決意した場合、勢いだけで行動するのではなく、事前にしっかりと準備をすることが大切です。
経済的な準備としては、退職後の生活費を確保するために、少なくとも3〜6か月分の貯金をしておくことが理想的です。自己都合退職の場合は失業保険受給までの待期期間が2カ月ですが、会社都合にできるなら、7日間で受け取ることができます。
働く意欲がある人は、転職活動も退職前に進めておくことが重要です。履歴書や職務経歴書を準備し、自分のスキルや経験を整理しておくと、スムーズに転職活動を始めることができます。また、転職エージェントに登録して、担当者と求人条件の話をするだけでも、「今の会社とはあと少しでさよならだ」と精神的に楽になります。
仕事を辞めたいけど上司に言えない。スムーズに退職する方法
退職を決意しても、上司にその意思を伝えることが難しいと感じる人は少なくありません。上司との関係が良好でない場合や、職場に引き止められる可能性がある場合、どのように伝えるべきか悩むことも多いでしょう。
退職の意思を伝える際は、メールやメッセージで伝える人もいますが、上司の多くは対面で話してくれることを望んでいます。こちらが誠実な態度を示すことで、理解ある上司であれば、突然の退職でも同意してくれることでしょう。
また、退職のタイミングも慎重に考える必要があります。会社の就業規則に基づき、退職の1〜2か月前には伝えるのが理想的です。急に辞めることで職場に迷惑をかけると、トラブルに発展する可能性もあるため、引き継ぎの準備をしっかり行うことが重要です。
ただし、精神的苦痛を日々感じ、「もうこれ以上出勤はできない」のであれば、タイミングや就業規則を気にすることなく、明日にでも退職できるよう取り計らうべきです。
仕事に行きたくない・家にいたいなら退職代行も選択肢に!利用時の注意点

どうしても上司に退職の意思を伝えられない場合、退職代行サービスを利用する選択肢もあります。退職代行を利用することで直接上司とやり取りする必要がなく、心理的な負担を大幅に軽減することができます。また、退職代行に依頼することで即日退職が可能な場合もあり、職場のストレスからすぐに解放されたい人にとっては大きなメリットとなります。
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仕事に行きたくない・家にいたいという人の中で、「上司に怖くて退職を伝えられない」、「いまは人が足りないという理由で退職届を受け取ってくれない」など、個人で上司や会社に掛け合うことができない精神状態の人は、弊所「弁護士法人みやび」のLINE無料相談窓口からお問い合わせください。
仕事に行きたくない・家にいたいという人に向けて、最短での退職、出社不要、有給消化、無料転職サポートなど、手厚いフォローが弊所の強みとなります。まずはお気軽にお問い合わせください。

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