退職代行利用時に会社の人が家に来るリスクと回避方法を解説

退職代行利用時に会社の人が家に来るリスクと回避方法を解説

近年需要が高まっている退職代行ですが、サービスを利用することですべてを業者に一任し、スムーズに退職できると考えている方も多いでしょう。しかし、退職代行を利用中、会社の先輩上司や社長が突然家に来るトラブルもあります。

今回は退職代行の利用時に家に来るリスクや理由、訪問を防ぐ具体的な方法を詳しく解説します。弊所「弁護士法人みやび」では、法に則った退職代行サービスを実施しているため、会社の人間が家に来るリスクを最小限に抑えることができるだけでなく、仮に家に来てしまった場合も法的な対応が可能です。

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退職代行を利用すると家に来るリスクとケースを紹介

退職代行を利用すると家に来るリスクとケースを紹介

退職代行を利用した際に会社の人間が家に来るケースは少なくありません。その理由は単純な嫌がらせもありますが、それ以外にも本人による退職の意思確認や未返却物の回収、事件や事故に巻き込まれたかの確認などが挙げられます。

退職代行利用時に家に来る理由を詳しく解説

会社の先輩上司が退職代行を利用した人の家に訪問する理由は主に2つあります。第一に、本人の意思確認を直接行うためです。退職代行を利用することで会社との連絡を断つことが可能ですが、会社側からすると、悪質な企業や団体が従業員の名前を語っているだけかもしれません、従業員本人の退職の意思が曖昧だと判断される場合があります。

第二に、未返却物の回収が挙げられます。例えば、会社貸与のパソコンや制服、鍵、スマホ、名刺などが返却されていない場合、訪問によって回収しようとすることがあります。特にパソコンや名刺は個人情報もあるため、返却が遅れると業務に支障をきたすと考え、上司が直接訪問を決断することもあるでしょう。

退職代行の利用で会社の人が家に来るトラブルを回避する方法

退職代行の利用で会社の人が家に来るトラブルを回避する方法

退職代行利用時に会社が自宅を訪問するリスクを完全にゼロにすることは難しいですが、防止策を取ることでその可能性を大幅に減らすことができます。以下に具体的な防止策をご紹介します。

  1. 書類や私物の整理を事前に済ませる
    未返却物や必要な書類がある場合、退職代行サービスを通じて郵送対応を進めることで、訪問のリスクを軽減できます。
  2. 退職の意思を会社に示す
    郵送で退職届を提出したり、メールで関係部署・担当者全員に退職の意思メールを送ることで、会社が事件や事故に巻き込まれたのではないことを理解し、安否確認を目的とした訪問を回避しやすくなります。
  3. 弁護士が実施する退職代行を利用する
    弁護士が関与する退職代行サービスを選ぶことで、会社との直接交渉を完全に回避できます。また、弁護士が対応することで法的なトラブルを防ぎやすくなります。

会社が家に来るリスクを防ぐには、退職代行業者との事前準備が不可欠です。会社側が家に来ることが予め想定されるのであれば、退職代行の担当者にその旨を伝えて、対策を講じてもらうようにしましょう。

会社の人が家に来るトラブルは退職代行はどのように対応する?

会社の人が家に来るトラブルは退職代行はどのように対応する?

退職代行サービスは、会社が自宅を訪問するようなトラブルに対しても一定の対応が可能です。ただし、対応方法は代行業者によって異なり、また民間業者では法的な限界があるため、事前に対応可能な内容を確認することが重要です。

まず、弁護士の実施する退職代行を利用すれば、仮に会社の人間が家に来ても、弁護士と法的代理人の契約を交わしているため、弁護士側で処理することができます。会社の人がつきまとうようなことがあれば、法的に退けることができます。

一方で、民間の代行業者は法的な交渉ができなく、委任状による正式な契約も交わさないことがほとんどのため、代行業者が会社にできることは、家に行かないようにお願いするだけとなります。代行業者の言い分を守るかどうかは会社の自由ですし、ブラック体質の企業であれば無視して家に行く可能性の方が高いかもしれません。

会社の人が家に来るリスクが心配な場合の退職代行業者の選び方

家に来るリスクが心配な場合の退職代行業者の選び方

退職代行業者を選ぶ際には、家に来るリスクを減らすために信頼性の高い業者を選ぶことが重要です。また、何よりも法的対応が可能な『弁護士の提供する退職代行』を利用するようにしてください。

  1. 弁護士が提供する退職代行を選ぶ
    弁護士が提供している退職代行サービスは、単純に会社を辞めることができるだけでなく、今回のような会社の人間が家に来る、損害賠償や違約金を請求される、慰謝料を請求したい、といったあらゆる法的トラブルを解決することができます。
  2. 実績や口コミを確認する
    実績豊富で評判の良い業者を選ぶことで、家に来るリスクを防ぎやすくなります。口コミやレビューを参考にすると良いでしょう。
  3. 退職代行業者の対応方法をしっかり確認する
    上記でも説明したように、弁護士以外の民間業者に依頼すると、法的対応をとることができないため、業者によって対応方法が異なります。そのため、仮に会社の人が退職代行中に家に来てしまったとき、代行業者側はどのような対応をしてくれるのかを事前に聞いておき、それに納得した上で契約するようにしましょう。

弁護士法人みやびの退職代行なら会社の人間が家に来るリスクを排除!

弁護士法人みやびの退職代行なら会社の人間が家に来るリスクを排除!

法律事務所が提供している退職代行サービスの中でも、「弁護士法人みやび」の退職代行は、会社の人間が家に来るリスクを最大限に排除することができます。

弁護士法人みやびが提供する退職代行サービスは、弁護士が直接対応するため、法的に会社との交渉が可能です。同じ法律事務所でも、場所によっては事務員や新人に対応させるところもあり、上手く立ち回れないケースがあります。

弁護士法人みやびは退職代行の電話介入の実績が豊富な弁護士が担当するため、あらゆるトラブルに対応が可能です。家に来る問題に関しても事前に準備と対策することで、ほとんどのケースでリスクを回避できています。

弁護士法人みやびではLINE無料相談実施中

弁護士法人みやびでは、退職代行を検討している人に向けて、LINEによる無料相談を実施しています。もちろんEmailのほかLINEにて予約頂ければ電話対応も可能です。退職代行を使うことで会社の人が家に来る可能性がある場合は、契約前に事情を詳しく話すことで、弁護士が会社に電話介入する際に責任者に法的に説明をしたのち、釘をさすことができます。

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弁護士法人「みやび」は全国の「会社を辞めたいけど辞められない」人に退職代行サービスを提供しています。LINE無料相談・転職サポート・残業代等各種請求にも対応しており、2万7500円(税込)から承っています。まずはお気軽にご相談ください。
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佐藤 秀樹

弁護士

平成12年慶應義塾大学法学部法律学科卒。 平成15年に司法試験合格後、片岡法律事務所入所。

債権回収、相続問題といった一般民事事件から、M&A、事業再生、企業間取引
労務管理、知的財産権などの企業法務まで、数多くの実務に従事する。

平成19年からは慶應義塾大学法科大学院講師(実務家ゼミ担当)及び慶應義塾大学法学研究所講師を務める。
平成21年に弁護士法人みやびを開設し、現在に至る。