明日から会社に行かない方法と弁護士相談先を紹介

明日から会社に行かない方法と弁護士相談先を紹介

上司のパワハラ、過酷な労働環境などにより「明日から会社に行きたくない」と固い出社拒否の意志を持つ人向けに、退職代行の勧めとおすすめの相談先を紹介します。

「明日から会社に行かない」と考える人が抱えている職場問題

「明日から会社に行かない」と考える人が抱えている職場の問題

「明日から会社に行かない」と考える人は往々に深刻な職場問題を抱えています。上司によるパワハラ、労働法を逸脱した深夜残業、業務ミスによる社長からの損害賠償請求など、通常では考えられない状況に身を置いているケースが散見されます。

日本社会では「退職は3か月前に申し出る」のが古くからの習慣となっているため、「明日から職場に行かない」となると、会社側が就業規則への違反に対して何かしらの罰則を与える可能性もあり、従業員は日に日にプレッシャーで追い込まれていくことになります。

職場に明日から行かない場合:退職届を受け取ってくれない

職場に明日から行かない場合:退職届を受け取ってくれない

職場に明日から行かないことで、上司が退職届を受け取ってくれない可能性があります。退職届は法的には提出・受理される必要はないものの、会社側の退職手続きが滞ることがあるため、できるだけ就業規則に則って退職したいところです。

職場に明日から行かないと「残業代・給与」の未払いが発生するリスクがある

職場に明日から行かないと「残業代・給与」の未払いが発生するリスクがある

職場に明日から行かない場合、会社の嫌がらせにより残業代や給与が支払われない可能性があります。残業代は過去3年に遡って請求できますが、実際に個人が企業に払わせるのは困難が伴います。

また、会社に退職金制度がある場合は、明日から会社に行かない場合でも正当に受け取る権利がありますが、零細中小企業では社長の独断によって退職金が減給されることもよくあり、その都度適切な対応が求められます。

退職代行サービスの利用で法的に明日から仕事に行かないことは可能?

退職代行サービスの利用で法的に明日から仕事に行かないことは可能?

退職代行サービスを利用することで、退職の手続きを弁護士に依頼することができます。上記で挙げた未払いの残業代や給与の問題も同時に解決してくれるので、「うちの会社はブラック体質だから……」という場合も法律に基づいて請求することができます。

また、退職届を受け取ってくれない場合も問題ありません。退職届は内容証明郵便で送ることで、後になって「そんなもの届いていない」と言い逃れはできなくなります。また、上記でも説明したように、そもそも退職届は必ずしも会社に受理されなければならないものではありません。

退職代行に依頼すれば明日から行かない=即日退職は可能?

退職代行に依頼すれば明日から行かない=即日退職は可能?

退職代行を利用する大きなメリットの1つが「即日退職ができる」ことです。代行業者が会社に連絡する日を境に退職日まで出社不要の交渉をしてくれるため、自力では困難な即日退職が実現します。

「もう職場の人に会いたくない」、「社長との面談も拒絶したい」といった要望にも応えることができるため、会社を辞めたいけど辞められない人にとって退職代行は非常に心強いパートナーとなるはずです。

明日から行かない場合は退職日まで有給休暇の消化?それとも欠勤?

明日から行かない場合は退職日まで有給休暇の消化?それとも欠勤?

退職代行に即日退職を依頼することで、明日から退職日まで会社に行く必要がなくなります。退職日までの間は有給休暇の消化に充てることができますが、有給休暇がない場合は欠勤となります。ただし、会社側は欠勤の期間中も従業員の社会保険の支払いが発生するため、ほとんどのケースは対応した日をもって退職日となります。

「明日から仕事に行かない」ときの退職代行弁護士の選び方

「明日から仕事に行かない」ときの退職代行弁護士の選び方

退職代行は民間企業と弁護士(個人・法人)がサービスを提供していますが、明日から仕事に行かない、といった即日退職を目指すのであれば、弁護士に依頼して会社とトラブルになってもしっかりと対応してもらうのが良いでしょう。

近年は退職代行を請け負う弁護士も増えてきましたが、実績がない弁護士やブラック企業の社長や担当者との交渉・立ち回りに慣れていない事務所も散見されます。

労働問題を専門に扱っている弁護士であれば退職代行自体を請け負うことは可能なので、依頼する側は法律事務所の実績をよく確認して選ぶようにしてください。

明日から行かない即日退職を目指すなら弁護士法人みやびへ無料相談

即日対応・即日退職を目指すなら弁護士法人みやびへ無料相談

弁護士法人みやびは、東京を拠点に全国から退職代行の依頼を請け負う労働問題を専門に扱う法律事務所です。即日対応・即日退職にも対応しているため、依頼するタイミングによっては明日から仕事に行かないことも十分可能です。

LINE&Emailの無料相談窓口あり。迅速な対応が可能

多くの弁護士法人は相談するだけでも5000円~1万円の料金がかかりますが、みやびは相談料を無料に設定しているほか、LINEとEmail経由で問い合わせをすれば、24時間受け付けてくれます。

弁護士法人みやびの独自サービス「転職サポート」

弁護士法人みやびは退職の連絡・交渉から退職日以降のトラブル発生時にも無期限で対応できます。また、みやびでは転職支援も行っており、退職代行利用者全員にサービスを提供しています。

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弁護士法人「みやび」にご相談を

弁護士法人「みやび」は全国の「会社を辞めたいけど辞められない」人に退職代行サービスを提供しています。LINE無料相談・転職サポート・残業代等各種請求にも対応しており、2万7500円(税込)から承っています。まずはお気軽にご相談ください。
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佐藤 秀樹

弁護士

平成12年慶應義塾大学法学部法律学科卒。 平成15年に司法試験合格後、片岡法律事務所入所。

債権回収、相続問題といった一般民事事件から、M&A、事業再生、企業間取引
労務管理、知的財産権などの企業法務まで、数多くの実務に従事する。

平成19年からは慶應義塾大学法科大学院講師(実務家ゼミ担当)及び慶應義塾大学法学研究所講師を務める。
平成21年に弁護士法人みやびを開設し、現在に至る。