仕事を考えると吐き気する。今日にでも辞めたい人の対処法

仕事を考えると吐き気する。今日にでも辞めたい人の対処法

「仕事を考えると毎日吐き気する」、「会社に行きたくない」と毎朝悩む仕事を辞めたい人向けの対処法を紹介します。日本はストレス社会と揶揄され、精神的苦痛を感じながら働いている人が全国に大勢います。自分に合った仕事を見つけることができれば、そのようなストレスからも解放されることでしょう。

弊所「弁護士法人みやび」では、精神的に悩んでいる会社員の方に向けてLINE無料相談を実施しています。会社を辞めたいけど、どうしていいか分からない。退職の意思を上司に伝える気力すら残されていない、という人は、是非弊所までお問い合わせください。

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仕事を考えると吐き気する人の原因と特徴

仕事を考えると吐き気する人の原因と特徴

日々会社で仕事をしていると、誰もが「今日は行きたくないな」と感じることがあります。一時的なものであれば良いのですが、職場に問題があったり、自分が精神的苦痛の伴う仕事をしている場合、慢性的に毎朝吐き気を催したり、仕事のことを考えると涙が出てくることがあります。

また、このような症状・発作が起きやすい人の特徴として、「仕事に対して熱心な人」が挙げられます。日本人は特にこの性格にある人が多く、自分の生活や人生における仕事の存在感・比重が大きい傾向にあります。

最近懸念される「バーンアウト(燃え尽き症候群)」

ノルマの達成に向けて毎日夜遅くまで仕事をしていたり、自分で手を抜くことができない人に多いのが「バーンアウト」と呼ばれる燃え尽き症候群です。ストレスが無尽蔵に蓄積してモチベーションの低下(無気力化)や人格の変化、自己否定などが典型的な症状として見受けられ、うつ病や適応障害の入口とも言われています。

仕事を考えると吐き気がする。辞める前に「休む・休職」を検討

仕事を考えると吐き気がする。辞める前に「休む・休職」を検討

仕事を考えると吐き気がするという人は、会社を辞める前に、まずは「仕事を休む・休職」の検討するのが良いでしょう。有給休暇は会社ではなく国が付与する制度なので、たとえ上司が「この忙しいときに有給を使うな」とぼやいても、有給の申請を拒否することはできません。

また、症状が深刻だと自分で感じるのであれば、中長期療養ができる「休職」制度を利用するのが良いでしょう。

仕事を考えると吐き気が続くから休職制度を利用。覚えておくべき注意点

休職制度は法的に義務付けられた制度ではありません。そのため、会社によって対応が異なります。上司も詳しく知らないことが多いので、詳細は人事や総務に訊ねてみるのがいいでしょう。ただし、往々にして休職制度期間中は①無給、②定期的な人事面談、③休職期間終了後は同じ職場に戻る、などが挙げられるため、現在の職場や業務内容に吐き気や精神的苦痛の原因がある場合、根本的な解決には至らないことがよくあります。

精神的に吐き気が止まらないから仕事を辞めたい人がすべきこと

精神的に吐き気が止まらないから仕事を辞めたい人がすべきこと

精神的に辛く毎朝出勤前に吐き気や涙、頭痛などが発作のように出る人は、現在の仕事内容や人間関係に原因があることが考えられます。そのため、有給や休職ではなく、一旦退職して仕事環境を変えることが根本的な解決の近道となる可能性が高いです。

では、仕事を辞めたいと考える場合、まずは以下の手順を検討・実践してみるのが良いでしょう。

1.有給休暇の残日数を確認する

人事・総務・社内イントラネットなどに問い合わせて自分の有給休暇の残日数を確認してください。上述したように、有給休暇は国が労働者に付与する制度となるので、「うちの会社は有給ないよ」、「辞めるんなら有給は使わせられないよ」という言い訳は通用しません。有給の取得は労働者の権利なので、いつでも好きなときに使うことができます。

2.各種請求がある場合の準備

未払いの残業代を過去に遡って請求したい。退職金を受け取りたい。今月の給料がきちんと振り込まれるか心配、という場合は、残業した履歴や給与明細書などを確保しましょう。また、退職金は退職規定に基づいて受け取ることができるので、就業規則も人事や総務に問い合わせて見せてもらいましょう。

3.上司に退職届を提出する/退職の意思を伝える

法的にいうと、従業員が退職の意思を会社上司に伝えれば、それだけで2週間後に労働契約が解除されます。しかし、日本社会の慣例に則り、まずは自分の直属の上司に退職希望を伝え、その上で退職届を提出するのが良いでしょう。もし上司から「いま辞められたら困る」と拒否されそうな場合は、退職の意思を伝えると同時に退職届を提出するのが良いでしょう。

メールで辞めることもできるがトラブルが想定される

ちなみに退職にあたってはメールで上司に送って辞めることもできます。上司が退職届を受け取ってくれないときに有効で、あて先やCCに上司だけでなく人事や総務といった関係者も含めて送ると証拠に残ります。ただし、後ほど上司から「俺は認めない」、「面談するから今すぐ出社してこい」と火に油を注ぐ形になる可能性もあるので、上司の人柄などを見極めたのち、実行するか否かを決めると良いでしょう。

会社が嫌で吐き気・動機が止まらない。辞めたいけど辞められない人は「退職代行」へ相談を

会社が嫌で吐き気・動機が止まらない。辞めたいけど辞められない人は「退職代行」へ相談を

劣悪な職場環境で働き続けることで、吐き気や動機がとまらなくなると、精神的に黄色信号です。本来ならばすぐに辞めたいところですが、人によっては上司に退職を打ち明ける気力や勇気がない人もいますし、職場が忙しかったり、上司の人柄によっては辞めたいけど辞められない状況にある人も少なくありません。

このように自力での退職が困難な場合は、「退職代行サービス」の利用が効果的です。ただし、民間の代行業者(一般企業)は法的リスクを鑑みないで会社と交渉する可能性が高いためおすすめはできません。トラブルのない退職代行を求めるのであれば、労働問題を専門とする弁護士に依頼すべきであり、そもそも退職代行は弁護士に許された業務範囲であることを覚えておいてください。

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弊所「弁護士法人みやび」は退職代行サービスを提供する法律事務所の中では老舗を誇り、全国対応はもちろん、LINEによる無料相談に対応しているのが特徴です。弊所スタッフがご相談者様の悩みをうかがい、法的に対応が可能かを判断したのち、実際の退職代行の実施にあたっては“必ず”弁護士が会社責任者に電話連絡による介入を行い、退職に導きます。

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佐藤 秀樹

弁護士

平成12年慶應義塾大学法学部法律学科卒。 平成15年に司法試験合格後、片岡法律事務所入所。

債権回収、相続問題といった一般民事事件から、M&A、事業再生、企業間取引
労務管理、知的財産権などの企業法務まで、数多くの実務に従事する。

平成19年からは慶應義塾大学法科大学院講師(実務家ゼミ担当)及び慶應義塾大学法学研究所講師を務める。
平成21年に弁護士法人みやびを開設し、現在に至る。