「もう限界」新人が介護職を辞めたいならコレを実践!解決法

業種別, 病院・福祉施設 | 2025年3月22日
「もう限界」新人が介護職を辞めたいならコレを実践!解決法

介護職に就いた新人の中には、「もう心身の限界」といますぐ辞めたいと考える人も大勢います。しかし、自分の性格や職場の雰囲気、上司のパワハラ気質などが原因で、辞めたいけど辞められない状況に陥っている人は多くいます。ここでは「1日も早く辞めたい!」と考える新人介護士に向けて、実践してほしい退職法や退職理由を詳しく紹介します。

弊所「弁護士法人みやび」はこれまで数多くの介護士の退職代行を実現した法律事務所です。多忙な介護士の方に向けて、LINEで相談から依頼までできる窓口を設置しています。相談は無料なので、まずはお気軽にお問い合わせください。

弁護士法人みやびのLINE無料相談窓口:https://taishoku-service.com/formline/
目次
  1. 介護職を辞めたい新人が抱える「スキル不足」への不安とは?
  2. 介護職の新人が辞めたい理由:人間関係のストレスや職場環境が劣悪
  3. 新人が介護職を辞めたいのは「給料/給与」や「待遇・条件」が悪い
  4. 介護士の新人は「転職」に悩み辞めたいけど辞められない
  5. 新人が介護職を辞めたい時:介護施設を退職するタイミングに注意
  6. 介護職を辞めたいときに家族や周囲の理解を得る方法
  7. 介護職を辞めたい新人に伝えたい「失敗しない退職理由の伝え方」
  8. 現場が人手不足で辞めづらいときに新人介護士が考えるべきこと
  9. 介護職の新人が辞めたいけど辞められないときの対処法
  10. 介護の仕事を辞めたい新人は「弁護士法人みやび」へお問い合わせを

介護職を辞めたい新人が抱える「スキル不足」への不安とは?

介護職を辞めたい新人が抱える「スキル不足」への不安とは?

新人介護士が「辞めたい」と感じる理由の中には、自分のスキルに対する強い不安があります。
介護業界は慢性的な人手不足のため、職場の同僚上司は新人介護士であっても即戦力を求める傾向にあります。そのため、スキル不足のせいでプレッシャーを日々感じる介護士は決して少なくありません。

現場で求められる即戦力へのプレッシャー

介護職では新人であっても早い段階で現場に出されることが多く、即戦力としての期待を感じやすい環境です。そのため「何もできない自分は役に立っていない」と感じてしまい、精神的な負担になることがあります。

自信のなさが「辞めたい」気持ちを強める

「先輩のように利用者とスムーズに接することができない」、
「手際が悪くていつも先輩に手伝ってもらっている。申し訳ない」
など自己否定に陥る新人も少なくありません。こうしたスキル不足への不安が積み重なり、「辞めたい」と思う原因の一つになっていきます。

介護スキルは経験と時間で育つもの

介護は一度で習得できる仕事ではありません。現場での経験を通じて少しずつ身につくスキルのため、焦る必要はありません。職場は常に流動的で慌ただしいため、先輩上司の中には心身の疲労から、新人にやさしく接する余裕がない人もいます。しかし、決して自分のことを嫌っているわけではないことは覚えておいてください。

教育体制が整った施設への転職も視野に

今の職場で十分な指導が受けられないと感じる場合は、教育制度がしっかりしている施設に転職するのも選択肢のひとつです。環境を変えるだけで「いままで難しかった業務だけど、本当はこんなに簡単なんだ」と前向きになれることもあります。

弁護士法人みやびのLINE無料相談窓口:https://taishoku-service.com/formline/

介護職の新人が辞めたい理由:人間関係のストレスや職場環境が劣悪

介護職の新人の辞めたい理由:人間関係のストレスや職場環境が劣悪

介護職に就職したばかりの新人が辞めたい大きな理由に「劣悪な人間関係や職場環境によるストレス過多」が挙げられます。介護職の職場はどこも上下関係が厳しく、勤続数十年のベテランの先輩や上司が新人に対して強く当たることもあります。

新人の頃は誰でも仕事に慣れるまでに時間を要するものですが、その感覚を理解できない先輩上司が存在するのも事実です。

また、介護は利用者の命を預かる重要な仕事ですが、多くの施設が人材不足に悩まされており、人間関係のストレスや過酷な労働環境により続出する退職者が社会問題となっています。

弁護士法人みやびのLINE無料相談窓口:https://taishoku-service.com/formline/

新人が介護職を辞めたいのは「給料/給与」や「待遇・条件」が悪い

新人が介護職を辞めたいのは「給料/給与」や「待遇・条件」が悪い

新人が介護業界に入ってすぐに介護職を辞めたいと考えに至る理由に「収入・待遇」の条件が悪いことが挙げられます。介護業界の平均年収は350万円ほどで、役職が上がらないと40代・50代でも年収500万円に到達しません。一方で施設長や起業して事業主になれば平均年収は600万~700万円台となりますが、新人の若いうちはそこまで先のキャリアプランをイメージできないため、現状の待遇が悪いと辞めたいと考えます。

弁護士法人みやびのLINE無料相談窓口:https://taishoku-service.com/formline/

介護士の新人は「転職」に悩み辞めたいけど辞められない

介護士の新人は「転職」に悩み辞めたいけど辞められない

介護職で働く介護士の新人の中で辞めたいけど辞められない理由に、「転職に対して不安がある」ことを挙げる人も多くいます。「他の業界で採用されなかったから介護を選んだ」、「介護の資格を活かしたいけど、別の業界も興味ある」、「今更新しい仕事で働けるか不安」と漠然とした悩みを持っている人も多く見受けられます。

「介護の仕事は好きだけどいまの職場は嫌」という人は、転職後も介護の仕事を続けるのがおすすめです。ゆくゆくは地元で起業の道も見えてくるでしょう。日本は今後も高齢化社会が続くため、自治体政府も介護施設に対しては補助金制度を積極的に実施することが予想されます。

一方で介護業界を離れて別の業種・職種に転職を希望する人は、「公務員・教員・接客・事務」が人気の様子です。正社員に転職できれば、給料面も現状よりも上向くことが多いようです。

弁護士法人みやびのLINE無料相談窓口:https://taishoku-service.com/formline/

新人が介護職を辞めたい時:介護施設を退職するタイミングに注意

介護施設は利用者がいる限り業務はルーティンとなるため、年間を通じて特別忙しくなる繁忙期はありません。一方で利用者が体調を崩して介護施設を離れがちの真夏と真冬の時期は施設によっては閑散期となる場合があります。そのため、新人の介護士が少しでも穏便に施設を辞めるのであれば、夏と冬の時期に辞めるのが良いかもしれません。ただし、閑散期は売上が落ち込む時期でもあるため、上司やマネージャーはピリピリしていることもあります。

「退職届は受理してくれたけど、有給休暇は消化させてくれなかった」
「ちょうど新しい利用者が入ってきたから引き止められて辞めることができなかった」

などと辞めたいけど辞められない状況に陥るケースも珍しくないようです。

弁護士法人みやびのLINE無料相談窓口:https://taishoku-service.com/formline/

介護職を辞めたいときに家族や周囲の理解を得る方法

介護職を辞めたいとき、家族や周囲の理解を得る方法

「辞めたい」と思っていても家族や周囲の反対が気になって行動に移せないという新人介護士も多いはずです。まずは家族やパートナーに早期の退職に対して理解を得られるよう、以下の点に留意してみてください。

まずは「現状」を正直に伝える

単に「辞めたい」と言うだけでは、家族やパートナーも納得しづらいものです。「体調が限界で吐き気がする」、「人間関係が厳しく、上司からパワハラを受けている」、「精神的に限界で毎日涙が止まらない」など、具体的な悩みや背景を言葉にして伝えることが重要です。

感情的にならず冷静に話す

「もう無理!」と感情的に訴えると、相手も同じ社会人であれば「そんなことで辞めちゃうの!?」と反発されてしまう可能性があります。冷静に状況を説明し、「自分にとってこのまま続けるのは難しい」と落ち着いたトーンで伝えるとともに、衝動的な感情ではなく、何度も何日も考え抜いた結果であることも強調しましょう。

介護職を退職後のプランをセットで伝える

辞めた後の生活や金銭面、転職の見通しがあると相手も安心しやすくなります。「○月までに退職して、〇月までに転職する予定」、「もう転職エージェントと話し合っていて、求人も紹介してもらっている」など、現実的なプランを共有することが説得力を高めるコツです。

弁護士法人みやびのLINE無料相談窓口:https://taishoku-service.com/formline/

介護職を辞めたい新人に伝えたい「失敗しない退職理由の伝え方」

介護職を辞めたい新人に伝えたい「失敗しない退職理由の伝え方」

「退職の意思を上司に伝えたいけど、どう伝えればいいか分からない」
「上司が気難しい性格だから、伝えるが怖い」
そんな悩みを抱える新人介護士も多いです。そこで、以下では介護業界の現場ならではの事情を踏まえた“伝え方の工夫”を紹介します。

「体力的な限界」は身体的より精神的疲労を伝えた方が受け入れられやすい

介護現場は日常的に腰や膝への負担が大きく、体力的にきついと感じて辞める人も多くいます。
しかし、身体的な疲労による退職理由は「そんなのすぐに慣れるから」、「最初の1年目はみんな同じ」とあしらわれることが想定されます。それよりも精神的な問題を理由にすることで、上司も引き止めづらくなります。

例:
「業務内容や夜勤などが続き、現在心身のバランスを崩しており、精神的に参っております。ご迷惑をおかけして申し訳ありませんが、退職を決断いたしました。」

「人間関係」や「指導環境」への不満はストレートに言わない

「先輩が高圧的」、「パワハラをうけている」などの人間関係のトラブルをそのまま伝えると、職場内の空気が悪化するリスクがあり、強く引き止められて辞めさせてくれない場合、人間関係が最悪の状態で出勤しなければならなくなります。そのため、退職理由とするよりは、あくまでも要因の1つ留めるのが良いでしょう。

例:
「入社してから職場の雰囲気に馴染むのが難しく、自分のスキルを落ち着いて伸ばせる環境に身を置きたいと考えるようになりました。」

「家族の事情」、「地元への帰省」も納得されやすい理由の一つ

介護現場では“家族優先”の価値観が理解されやすいため、家庭の事情を理由にするのも自然な伝え方のひとつです。実家の介護、親の病気、引越しなども理由として伝えやすく、会社側も引き止めにくい傾向があります。ただし、パワハラ気質の会社上司が在籍している場合、実際に実家に連絡を取ったり、引っ越しの日付けや証明などを求められるケースがあります。もちろんプライベートの問題なので伝える必要はありません。

例:
「実家の家族に介護が必要となり、今後は地元で生活することを優先したいと考えております。」
「妻(夫)と話し合い、自分は主夫(主婦)に徹することが決まりました。」
「妻(夫)が転勤となったので、引っ越しすることになりました」

退職理由は「自分の気持ち」と「職場への配慮」のバランスが大事

どんな理由であっても、辞める側が一方的に職場を否定するような表現は避けましょう。
「ここで学ばせてもらったことに感謝しつつ、今後のキャリアのために退職する」といった形で、感謝の言葉と前向きな姿勢を添えるのが円満退職のコツです。

弁護士法人みやびのLINE無料相談窓口:https://taishoku-service.com/formline/

現場が人手不足で辞めづらいときに新人介護士が考えるべきこと

現場が人手不足で辞めづらいときに新人介護士が考えるべきこと

「辞めたいけど今辞めたら現場が回らなくなるかも…」
「いま辞めたらお世話になったみんなが迷惑する」
そう感じて身動きが取れなくなる新人介護士も多くいます。介護業界は慢性的な人手不足に陥っており、退職の申し出をしづらい空気があります。

「今辞めたら迷惑」は責任感ではなく思い込みかもしれない

新人介護士が自分の退職で現場が崩壊することはまずありません。むしろ、負担を抱えて働き続ける方がミスや事故の原因になるリスクがあります。

引き止められても「人員が足りないのは管理側(会社)の責任」と割り切る

スタッフの確保やシフト調整は施設側の業務であり、個人が背負うべきものではありません。「あなたが辞めると困る」、「人手が足りないの分かってるでしょ」と言われても、人員補充が追いつかないのは会社の管理体制の問題であって、辞める従業員のせいではありません。

辞めづらい空気に流されないために退職の意志は明確に

優柔不断な態度は、引き止めの余地を与える原因になります。「〇月〇日をもって退職します」と具体的な日程を伝えることで、相手にも本気度が伝わります。また、「人手不足のなか申し訳ありませんが、体調と将来のことを考え、退職の決意は固まっています」と一言添えると説得力が増します。

弁護士法人みやびのLINE無料相談窓口:https://taishoku-service.com/formline/

介護職の新人が辞めたいけど辞められないときの対処法

介護職の新人が辞めたいけど辞められないときの対処法

介護職の新人が今の仕事を辞めたいけど辞められない状況にある場合、以下対処法により退職が可能となります。

Eメールで上司に退職を告げる方法

直接上司に退職の旨を伝えても引き止められたり、有休消化できないなど理不尽な条件を突きつけられることがあります。そういった事態を回避するために、メールで退職するのも1つの手段です。「メールで伝えるのは社会人としてのマナーに欠ける」という意見もあるかもしれませんが、本来会社が忙しいという理由で従業員の退職を執拗に引き止めたり、有休を使わせないのは重大な違法行為となります。

退職代行サービスを利用する

自力で辞められそうにない場合は、第三者の力を借りることもできます。退職代行は業者の担当者が依頼者に代わって退職手続きを会社としてくれるサービスとなります。労働分野を専門とする弁護士に依頼すれば、仮に介護施設側とトラブルになっても迅速に対応してくれます。

退職代行は法律を基に退職手続きを会社と交渉するため、基本原則100%辞めることができます。しかし、弁護士資格を持たない業者に依頼してしまうと、「退職はできたけど有休消化の交渉に失敗した」、「退職できたけど、上司と面談することになった」といったトラブルもつきものです。そのため、退職代行を利用するときは、「退職代行を積極的に引き受けている弁護士」に依頼するのが失敗しないコツとなります。

弁護士法人みやびのLINE無料相談窓口:https://taishoku-service.com/formline/

介護の仕事を辞めたい新人は「弁護士法人みやび」へお問い合わせを

介護の仕事を辞めたい新人は「弁護士法人みやび」へお問い合わせを

介護職を辞めたいけど自分から言い出せない、もしくは上司とトラブルになって辞められないでいる人は、弁護士法人みやびにお問い合わせください。

弁護士法人みやびは東京に所在を置く労働分野を専門に扱う法律事務所です。古くから退職代行サービスを提供し、介護士の退職実績も豊富です。

弁護士法人みやびのLINE無料相談窓口:https://taishoku-service.com/formline/
弁護士法人「みやび」にご相談を

弁護士法人「みやび」は全国の「会社を辞めたいけど辞められない」人に退職代行サービスを提供しています。LINE無料相談・転職サポート・残業代等各種請求にも対応しており、2万7500円(税込)から承っています。まずはお気軽にご相談ください。
>>問い合わせはこちら

Author Image

佐藤 秀樹

弁護士

平成12年慶應義塾大学法学部法律学科卒。 平成15年に司法試験合格後、片岡法律事務所入所。

債権回収、相続問題といった一般民事事件から、M&A、事業再生、企業間取引
労務管理、知的財産権などの企業法務まで、数多くの実務に従事する。

平成19年からは慶應義塾大学法科大学院講師(実務家ゼミ担当)及び慶應義塾大学法学研究所講師を務める。
平成21年に弁護士法人みやびを開設し、現在に至る。