怪しい退職代行の見分け方

怪しい退職代行の見分け方

近年需要が増加している退職代行ですが、それに伴い怪しい退職代行業者も増えてきました。ここでは怪しい退職代行業者の見分け方を詳しく紹介します。

弊所「弁護士法人みやび」は退職代行の黎明期から市場に参入している老舗の弁護士事務所となります。業界・業種問わず、これまで数多くの退職代行を実施しております。また、昨今の需要の高まりを受けて、弊所ではLINE無料相談窓口を設置しています。まずはお気軽にご相談ください。

LINE無料相談窓口:https://taishoku-service.com/formline/

この記事で分かること

  1. 怪しい退職代行業者に依頼するリスク
  2. 即日退職をPRする代行業者が怪しい理由
  3. 住所が不透明。バーチャルオフィスやレンタルオフィスの業者は怪しい
  4. 退職代行は法律の伴うサービス。「格安」業者は怪しい
  5. 退職代行で失敗は許されない。弁護士法人みやびの無料相談窓口を利用しよう

怪しい退職代行業者に依頼してしまうとどうなる?

怪しい退職代行業者に依頼してしまうとどうなる?

近年はテレビや雑誌、ネットなど様々なメディアで退職代行が取り沙汰されています。退職代行を検討する人も急増しているように見受けられますが、それに伴い怪しい退職代行業者も増えてきました。退職代行はまだまだニッチ産業となり、大手と呼ばれる知名度の高い民間の企業でも従業員は10人に満たないのがほとんどです。

そこで、以下では怪しい退職代行に知らずに依頼してしまうと、どのようなリスクがあるのかを解説します。

  1. お金を払った後に音信不通になる
  2. 電話ではなくメールで会社に交渉するため非常に長い時間がかかる
  3. ホームページには最低料金だけを表示し、実際はオプション費用がかさみ高額となる
  4. 退職代行のノウハウと法知識がないため、交渉に失敗する
  5. 退職はできるが会社の出社や面談が必要となる
  6. 退職代行を使ったことによるトラブルにまったく対応してくれない

などが挙げられます。いずれも依頼者は大きな不利益を被ることになるので、怪しい業者にあたらないよう、信頼できる企業・事務所に問い合わせることが何より重要となります。

即日退職を強調している退職代行業者は実は怪しい

即日退職を強調している退職代行業者は実は怪しい

退職代行のホームページを見ると、多くの業者が「即日退職」を謳っていますが、本当に即日退職できるかは、現状のご相談者様の状況や要望によって変わります。有給休暇の残日数の有無や残業代請求のう有無のほかにも、「退職届は出したが受理してくれない」、「私は業務委託」、「いま辞めたら損害賠償を請求されそう」などと、ご相談者様が置かれている状況・環境・立場は十人十色です。

そのため、「即日退職」できるかはご相談者様の悩みを聞き、雇用契約書を確認し賠償請求のリスクを加味した後にしかお応えできないのが通常です。集客のために即日退職ばかりをPRしている退職代行業者は怪しいと先入観を持った方が良いかもしれません。

住所がバーチャルオフィス&レンタルオフィスの退職代行業者は怪しい

住所がバーチャルオフィス&レンタルオフィスの退職代行業者は怪しい

怪しい退職代行業者を見分けるポイントの1つは、「業者の住所を確かめる」ことです。退職代行業者のホームページを確認すれば、必ず会社所在地が記載されているはずです。

その会社住所がバーチャルオフィスやレンタルオフィスの場合、ネットで検索するとすぐに分かります。バーチャルオフィスやレンタルオフィスは会社としての実態が不透明で、反社会的勢力がよく利用することでも問題となっているので、これらの業者は避けるべきといえるでしょう。

「安い」、「格安」を謳う退職代行業者は怪しい

「安い」、「格安」を謳う退職代行業者は怪しい

退職代行市場も近年は飽和状態になっているためか、差別化を図るために「業界最安値」、「格安」、「1万円で退職できる!」などと謳っている業者も増えてきました。しかし、他人の退職を依頼者に代わって会社と交渉するのは、本来は弁護士の業務範囲であり、様々なリスクが伴う行為となります。退職手続きとは労働契約の解除を意味し、法律に基づいて交渉と手続きを進めなければなりません。それを1万円などのサービスで請け負うのは、退職代行業者が負うリスクとバランスが取れません。

退職代行のような法律が伴うサービスは決して値段で決めてはいけません。業者の実績や信頼度を加味して選定することを強くおすすめします。

退職代行で失敗は許されない。怪しい業者の心配無用の弁護士に依頼しよう

退職代行で失敗は許されない。怪しい業者の心配無用の弁護士に依頼しよう

怪しい業者にあたり退職代行を失敗してしまうと、ご依頼者様は非常に不利な状況に追いつめられることになります。民間業者と弁護士の提供する退職代行費用を比較しても、変わるのはせいぜい1~3万円程度です。退職代行の失敗リスクと精神衛生上を考慮して、信頼のできる弁護士事務所に依頼することを強くおすすめします。

>>弁護士法人みやびの退職代行解決事例

弁護士法人みやびでは依頼者様の立場になった最善の退職代行を実施します

弊所「弁護士法人みやび」では、依頼者様の強い要望を最初にヒアリングします。即日退職はもちろん、「引き継ぎは最低限しかやりたくない」、「有給休暇をすべて消化したい」、「損害賠償のリスクがあるか確認してほしい」など理想の退職の実現に努めます。また、ご相談者様は非常に辛い思いをし、心身ともに疲弊しているのが通常です。そのため、退職代行の実施前に契約書や賠償リスクや、即日退職の有無などを確認し、ご依頼者様が法的に保護されていることを丁寧に説明させていただき、安心してご自宅で待機していただきます。

弊所ではLINE無料相談窓口を設置しているので、まずはお気軽にご相談ください。

LINE無料相談窓口:https://taishoku-service.com/formline/

弁護士法人「みやび」にご相談を

弁護士法人「みやび」は全国の「会社を辞めたいけど辞められない」人に退職代行サービスを提供しています。LINE無料相談・転職サポート・残業代等各種請求にも対応しており、2万7500円(税込)から承っています。まずはお気軽にご相談ください。
>>問い合わせはこちら

Author Image

佐藤 秀樹

弁護士

平成12年慶應義塾大学法学部法律学科卒。 平成15年に司法試験合格後、片岡法律事務所入所。

債権回収、相続問題といった一般民事事件から、M&A、事業再生、企業間取引
労務管理、知的財産権などの企業法務まで、数多くの実務に従事する。

平成19年からは慶應義塾大学法科大学院講師(実務家ゼミ担当)及び慶應義塾大学法学研究所講師を務める。
平成21年に弁護士法人みやびを開設し、現在に至る。